北海道から宮城県に引っ越して約2か月が経ちました。
この2か月で少しびっくりするような地震が2、3回ありました。
お隣の奥様は「しょっちゅうありますのよ、慣れましたわ。オホホホ。」
という感じ。
私はまだ友達もできておらず(積極的ではないのでまぁそれはいいのですが)、
まちの情報がよくわかりません。。。
そして今日、3月11日。
この日を宮城県でどう過ごしたらいいのかわかりませんでした。
何気なく、駅の商業施設へ行ったところ、そこで震災の時刻になりました。
館内放送では黙とうを促すアナウンスをしていました。
みんな手を止め、足を止め、静かに黙とうしました。
それだけで胸が締め付けられました。
震災当時、私は関西に住んでいてお腹には第1子がいました。
遠いところにいましたが、テレビをみて、ただただ恐怖に怯えていました。
震災前には何度か東北へ行ったことがありました。
震災後、申し訳ないけれど正直どこか避けていた場所…
今回転勤で宮城県に住むことになり、震災後初めて東北に来ました。
ちゃんと向き合って、もっと勉強しなさいということなのかな。と思い直しました。
街を車で走っていると、「ここから浸水区域」等の標識をあちこちでみかけます。
すっかり日常を取り戻しているかのようにみえるので、信じられません。
昨年はちょうど震災から10年。
節目ということで報道でも頻繁に取り上げられていました。
今年は11年目ということで、報道も少し少ないのかな?と思ます。
ですが、地元の人にとっては「忘れられていくことが怖い」そうです。
あちこちで震災伝承施設ができています。
こんなにも施設ができていること、ここに来るまで知りませんでした。
宮城に来たことをきっかけに、いろいろとめぐってみようと思います。
ポケフタ探しも忘れずに…。
(ハチ?のようなマンホールも立派なマンホールで、近くのお店でマンホールカードを頂きました。)