~ずっと抱っこは辛いのよ編~
重装備での抱っこは辛い
札幌での子連れ雪道スタイルは、「抱っこ」が一般的です。
そしてそりも引っ張ります。
子どもが2人以上だと「抱っこ+そり」の姿をよくみかけます。
赤ちゃんは抱っこされて暖かくていいわねえ(ほのぼの)と思われがちですが、
実はこの抱っこ、とんでもなく辛いのです。
雪道を歩くため、親は子どもに最大限の防寒を施します。
つなぎ(ジャンプスーツとも言われる)、手袋、帽子、ブーツ…
そして自分も同様に防寒をします。
大きいコートを着て赤ちゃんを一緒に包んだり、
抱っこひもに専用のブランケットを取り付けたり、
防寒方法は様々です。
共通していることは・・・
普段よりかなりおもーい!
そして身動きがとれなーい!
私は、重装備をしてからのブーツを履く作業が苦手でした。
「あ、帽子落としちゃった、手袋落としちゃった。」など、拾う作業も苦手でした。
子どもに、「雪がブーツの中に入っちゃった。取って~」と言われるのも一苦労でした。
とにかく、重装備でしゃがんで立つのはスクワットのように大変なのです。
子ども連れ雪道の歩き方
我が家で大変だったこと、それは第3子が生まれた後の幼稚園の送迎。
上の子たちは年長、年少でした。
我が子の幼稚園は、園指定の駐車場から幼稚園まで300mぐらいの距離があります。
幼稚園の隣には公園があり、帰りにいつもそこで遊んで帰ります。
第3子は2017年9月末に生まれ、その1か月後から送迎再開。
そのころはまだベビーカーを使えていたので楽々送迎。
問題は11月、生後2か月。
雪が降りつもり、とうとうベビーカーが使えない時期に。。。
私はスリングを使っていました。首の座らない赤ちゃんに縦抱っこは怖かったからです。
スリングも股関節脱臼など気をつけなければいけない点もありますが。
ササッと帰りたいところを、子どもたちは平気で1時間、2時間遊ぶんですよね。
でもすごく楽しそうだし、遊ばせてあげたい。。。
でも重装備抱っこ+荷物+寒さ…辛すぎる。葛藤。
寒さは子どもと一緒に遊べば解消されるんです。
でも抱っこをしていると遊ぶ気も消えてしまうんです。
そこで
作戦1:雪道でも無理やりベビーカーを使ってみよう
結果は・・・
こんな芸術的な姿に。
雪がフワフワでくっつきました。これはこれでちょっと感動しましたけど。
でも途中で押すのが辛くなり、やはりベビーカーは断念。
作戦2:カゴごとそりに乗せてみよう
我が家ではベビーカー兼チャイルドシートとしてこのようなカゴを使っています。
これをそりの上に乗せてみました。ひももくくりつけて。
結果は・・・
不安定でした。
ひもでくくっているとは言え、心配なので何度も後ろを振り返りながら歩きました。
結局後ろから来たママさんに支えてもらいながら歩きました。
そして雪のないところではこれごと持ち上げなければなりません。
作戦失敗。
普通に抱っこした方がまだ楽なのかな。
雪道でも使えるベビーカー、欲しい!!
と本気で思った2017年の冬でした。