寒かった冬もようやく終わり、段々と春めいてきましたね!

極寒の北海道ではどれだけ春を待ち望んでいることか…

仙台の我が家の荒れた庭にもが訪れました。

梅の木
枯れた木だと思って巣箱を取り付けたら梅が咲いた!

さて、初めての試み「そりベビーカーのモニター」が終了しました。

ロシアから届いたサンプルを、このブログにメッセージを送ってくれた方に
実際に使っていただいたのです。
(過去記事「そりベビーカーサンプルのモニターが決まりました♪」)

冬の後半、2月中旬頃から約1か月半という短い期間でしたが、活用していただいたようで私も嬉しかったです。

モニターの2名の方と、個人輸入で購入された1名の方の感想をあわせてご紹介したいと思います。

そりベビーカー
通常のカラー「ブルー×イエロー」
そりベビーカー
カラーオーダーしたサンプル「ブラック×チョコレート」

1.全体の感想

息子と初めての冬は、ひと月半程でしたが、そりベビーカーのおかげで、とても楽しい思い出を作ることができました。
腰がすわっていない7ヵ月の息子と使用したので、乗り心地等は聞くことはできませんが、お借りしたシートの他に、背中にクッションを入れて座って使用しました。お散歩中に眠ってしまうこともあったので、気持ち良かったのだと勝手に思っております。
私としては雪国には必要なアイテムだと思います。

ほぼ毎日保育園の送迎に使用しました。乗せた子供は、1歳半(体重10KG)の下の子です。
姉弟が別園通いのため、送迎に片道1.5キロ歩くので、冬場も使えるベビーカーは必須アイテムでした。世間的には、抱っこ紐を使えば良いと思われがちですが、私は軽い腰痛持ちなので長距離の抱っこ紐は体力的にキツい/送迎時の荷物が多い/雪道で滑ったら危険、というような事情から、ベビーカーの必要性が非常に高かったです。

我が家は幹線道路に面し駅近のため、交通量と人通りが多く
通常のそりや徒歩での移動には不安を感じていたため
こちらのブログを見つけて本当に助かりました!!

2.メリット

抱っこ紐で行くお散歩・買い物よりも格段に楽で、私も楽しく歩くことができました。スーパーにも寄ってみましたが、スムーズに店内も歩けました。

・通常のそりに子どもを乗せると心配で後ろを振り返ることが多いがその必要がない。
・車なしだと冬は活動範囲が狭まるが、そりベビーカーがあれば気兼ねなく行ける。

・何より冬場の外出が圧倒的に楽になった/憂鬱じゃなくなった
・思ったより幅が細く(普通のベビーカー並み)、街中でも使いやすかった
・街中でも恥ずかしくないデザイン!(フットマフが付いていることで、普通のベビーカー的な外観)地下鉄にも乗りました。乗ってから車輪をしまえば、車内でも安定です。
・車体が想像よりずっと軽く、その辺のベビー カーよりも組み立て/折り畳みが簡単なことに感動し、道に出てからは軽い走りに驚きました。
普通のソリは底面全部が接触しているのに比べ、パイプソリはスキー板的な細い板しか接触面が無いから軽さが全然違うんですね!

大きさ・重さは人それぞれ感覚が違うと思います。幅約45㎝、重量約7キロ。これを重いと感じるか、軽いと感じるかはあなた次第…☆彡

3.デメリット

個人的にはこの項目が一番重要だと考えております。

・子どもを守るものがないので体の冷えが気になる。
・ロードヒーティングや横断歩道で路面が出ている場所があると、そりと車輪の切り替えをこまめにする必要があるので面倒。
・札幌駅など都心部で使用するには人目が気になる。(色味の問題?)
・地下鉄は問題ないが、バス乗車は親一人では難しい。(本体が重たいため)
・歩道が狭いと通行の邪魔になる。

こちらの方は通常カラーの「ブルー×イエロー」を使用しています。これまた派手と感じるかかわいいと感じるかはあなた次第…☆彡

・初めて操作するとき、やり方がわかりませんでした。2度目以降はスムーズに足で操作する事ができました。
天幕がないので、雪の日は寒そうでした。
・子供が小さいので、荷物を乗せることができず、買い過ぎると、大荷物を持ちながらソリを押すのが大変でした。
・雪のない横断歩道を渡る際やロードヒーティングが入っている道に入る時には、タイヤを出さなければ進めず、道の状態を読みながらタイヤの上げ下ろしをするのが少し大変でした。
・歩道も人一人分くらいの道幅だと、通れはしますが、たまに雪山に突っ込んでしまったり、にはまり進めなくなったり、歩行者とすれ違えなかったり、道が途中でなくなって迂回したりしましたが、これは回数をこなす事でなんとかなる気がしています。
ソリが先行して歩くことになるので、雪山に挟まれ先が見えず、道路を渡る時は覗きながら進んだり、少し不安がありました。また、子供の顔が見えないのも少し不安でした。

みなさんタイヤの切り替えを少し面倒に感じたようです。ですが、ある機能のおかげで少し解消されたようです。詳しくはまた後日ご紹介します。

正直、個人的にあまりに助かったので、良くなかった点というのはないのですが、気づいた点や、もっとこうなら更にサイコー!&今後何か改良する際にヒントになれば、というような観点で記載します。
・雪のハイシーズンである1月~3月上旬にかけては、昼夜問わず断続的に降雪があるため、カバーが必須でした。
・一般的なベビーカーより、若干持ち手の位置が低い⇒1時間以上押していると疲れてくる(身長163㎝)
・使用する際、冬底の靴であること。スムーズに進むといえども、押す際にある程度の踏ん張りがいるので、冬底靴の使用が必要だと思います。
・前輪が360度回転しないので、方向転換がやや不便
・そり⇔車輪切り替えのペダル部分が小さいので、SORELなどのゴツい冬靴だと蹴りにくい(靴が大きいので、ペダルのある空間に突っかかる感じ)

・・・長くなってしまったので次回へ続きます!