以前「そりベビーカーを扱う「そりかラボ」の今後について」という記事で
「今シーズンはそりベビーカーの販売をしない」ということを発表しました。
ありがたいことに、何人かの方々からお問い合わせをいただき…涙
「やはり需要はあるのかも…。」と少しずつ自信と希望をいただいております。
さてさて今回は、「なぜ今シーズンから販売できないの?準備はそんなに大変なの?」という疑問をお持ちの方へ、現在の状況をお話したいと思います。
現在進行形の話なので、先方のロシアメーカーに迷惑のかからない範囲でお話ししたいと思います。
ロシアのメーカーへ問い合わせを始めたのは2021年9月頃。
その時は改善点を伝えたくてコンタクトを取ったのですが、
(過去記事→「そりベビーカーを作っているロシアのメーカーへ問い合わせてみました!」)
レスポンスの早さや対応の良さから「このメーカーから輸入したい!」
という気持ちがムクムクと沸いてきました。
現在は12月も半ばを過ぎましたが、まだサンプルを発注している段階です。
なぜ3か月も経ってこの状況かと一言でいいますと…
「ロシアはいろいろと厳しい!!(もちろんいい面でね…)輸入するにはパスポートが必要だった!?」
カラーオーダーなど受け入れてくれ、いざ発注するゾ!!となった時に先方から
「パスポートが必要です」
と言われました。
「ひえ~持ってない~」
まずは戸籍抄本から。急いで区役所に駆け込みました。
第3、4子を連れて激込みの区役所で待つこと数十分。グズリ出す我が子を見ながら気づきました。
「あ、れ…私の本籍地はここではない・・・」
転勤族であるが故、本籍地は札幌ではなかったー。
一瞬愕然とし、そしてすぐ立ち直り、速達郵送で戸籍抄本を依頼しました。
そして、せっかく作るのなら夫の分も作ろう。
夫がもし海外出張を言い渡されたときに(可能性はゼロではない)、
二つ返事で行けるよう準備をする妻の優しさであります。
(いや、ただのついでか、はたまたお節介か!?)
パスポート用に撮った写真を見てまた愕然とし…
子ども達に「ママはこんなんじゃないよ!」と励まされ(?)笑
と、こんなことを話していたらいくら時間があっても足りませんね。
パスポートを申請中に、本当にパスポートがいるほどのことなのか、個人情報が心配になり
ミプロやロシアに詳しい方へ問い合わせました。
そして「パスポートはいらないのでは?」説が急浮上。
また、「個人事業主になれば、パスポートはいらないのでは?」説も…
そこで急遽個人事業主になったわけです。笑
(急遽なるようなものでもないと思いますが)
個人事業主でも会社番号がないとパスポートが必要だとか
なんだかんだの結果・・・
やっぱりパスポートは必要!!
ロシア大使館にまで確認しました。
ずいぶん遠回りをしましたが、納得するまで確認してよかったです。
そうじゃないと、「私の個人情報がロシアに…ううぅ」と毎晩うなされることになっていたでしょう。
そんなこんなでまだサンプルすら輸入できていないのでした☆彡
つづく・・・